事実
国際的なAIモデル評価サイト「Artificial Analysis」の最新ランキングによると、性能上位25件の大規模言語モデル(LLM)の中に韓国モデルは1件も入っていない。米中を中心としたモデルが上位を占める中、韓国AI業界の上位圏不在が改めて浮き彫りとなった。
Artificial Analysisが公表するLLM性能ランキングでは、上位25のモデルがいずれも米国や中国などの企業・研究機関によるもので、韓国企業が開発したモデルは含まれていない。国内でAIモデル開発を進める企業は複数あるものの、現時点でこの基準の上位圏には届いていない状況である。
同ランキングはAIモデルの性能を国際的な共通尺度で比較する指標の一つとされ、半導体からAIソフトウェアまで裾野を広げようとする韓国・IT業界にとって、競争力の相対的位置を示す参照点として使われている。ただし、ランキングの順位は評価時点や測定基準によって変動し得るため、今回の結果が韓国モデルの全体的な水準を断定するものではないことに留意が必要である。
それでも、生成AIを巡る国際競争が激化する中、上位モデル不在という現状は、モデル開発への投資や計算資源の確保といった構造的な課題を示すものとして受け止められている。韓国のAI・半導体業界が世界の最上位圏に返り咲けるかどうかは、今後の開発戦略と投資の規模にかかっている。今回のランキングは、上位25に韓国モデルがゼロであるという現状を示すものとして、事実と評価できる。