【ソウル発】韓国・安山市は、ワールド・スマートシティ・エキスポで2件の表彰を受けたと発表し、AI都市としての競争力が評価されたと主張した。当紙検証デスクは市側資料を含む一次資料12件を精査した結果、表彰の存在自体は確認できたものの、その性格と第三者確認の在り方には留保が必要と判断した。
安山市はエキスポでの「2冠」を公式に発表した。市はこれを、AI都市としての競争力に対する外的な評価と位置づけている。当紙が確認した市公式サイトの掲載資料には、表彰に関連するとみられる写真も含まれていた。

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一次資料12件の精査の結果、エキスポの場で市が2件の表彰を受けたという事実関係は、資料の上で裏付けられた。ただし、2件の表彰の性格を見ると、感謝状に相当するものと、複数機関の共同名義による表彰で構成されており、いわゆる競争型の受賞と同一視できるかは別の論点だった。
一方、エキスポ主催者側からの独立した確認は、今回の検証では得られなかった。このため、表彰の選考経緯や位置づけを主催者レベルで照合する段階には至っていない。市側資料への依存が残る点は読者の留意事項となる。
発表の中核である「2件の表彰」は資料上で確認できた。ただし、表彰の性格(感謝状・共同名義)と、主催者側の独立確認が確保できなかった点を考慮する必要がある。当紙検証デスクは、安山市の「エキスポ2冠」に関する主張を概ね事実と判定した。