概ね事実
韓国の二次電池大手LGエナジー・ソリューションに続き、テスラと日立エナジーもNVIDIAが推進する「AIファクトリー」構想に向けた電力分野の提携に名を連ねた。AIデータセンターの急増する電力需要に対応するため、蓄電システム(BESS)や電力機器の各社がNVIDIAのエコシステムに組み込まれる動きが同時期に進んだ。
LGエナジー・ソリューションは、NVIDIAのAIデータセンター向け電力ソリューションに対応する製品を展開し、同構想への参加を公式に発表した。同社は蓄電システム分野での連携を通じて、AIファクトリーに必要な電力供給の安定化を狙う。
調査資料によると、「続き参加」という表現は、3社がほぼ同時に登録された事実を順次加盟のように見せる誤解を生みやすいと指摘されている。実際には、LGエナジー・ソリューション、テスラ、日立エナジーの3社がNVIDIAの関連発表において並列に扱われている。
特にテスラについては、自社名義での公式発表は確認されていない。テスラの参加はNVIDIA側の発表や資料を通じて示されたものであり、同社自身が提携を直接アナウンスしたものではない点には留意が必要だ。
生成AIの普及に伴い、データセンターの消費電力は急増しており、NVIDIAはチップ供給に加え、電力インフラ企業との連携で「AIファクトリー」の実現を図っている。日立エナジーは電力機器・BESS分野、テスラは蓄電池事業での参入とみられ、電力インフラを巡る大手テック企業とエネルギー企業の同盟が広がりつつある。
今回の一連の提携は、AIファクトリー構想の下で各社が電力分野の連携に名を連ねたという事実を示すものであり、順次の加盟ではなく同時的な登録だったとみるのが妥当だ。総じて、この報道内容は概ね事実と判断される。